日本は偽装天国か?

産地偽装・耐震偽装・データ改ざん等等 ・・・

懲りずにくり返し起こる企業犯罪は、もはや日常茶飯事と言って良い。

(不祥事ではなく犯罪と表現すべきである。)

 

「正直者がバカを見る」そんな世相を表しているのだろうか。

日本の文化は”空気で動くこと”そう喝破したのは作家の 山本七平さんである。

「あんた、みんな裏ではやっているの知らんと」

「そんな小さなこと言うてたら何にもできがな」

「そもそも基準が厳しすぎるんやから問題ないよ」

「安いもんしか買われん人もいるんやし・・・」

そんな言い訳を聞かされると 「仕方ないね」と水に流してしまうのが 日本の文化なのだろうか?

 

信用が崩れたら全ての商売は成り立たない。

しかもインターネット社会では、”嘘””ごまかし”は即座に拡散するのだ。

壱番屋さんも大変迷惑していることだろう。

 

イメージダウンを防ぐためにも

不正発見の経緯をもっと詳しく説明した方が良い。

「本当は知ってたんちゃうの」(何故か大阪弁)という私のような見方をする人もいるからだ。

 

それには理由がある。

中国産野菜の残留農薬問題が起きた時

私の大好物の烏賊ほうれん草ミックスのほうれん草が

一時販売中止になった時のショックを今も覚えているから。

”築城3年、落城1日”

 

讀賣新聞より引用: 

 「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋が廃棄した冷凍ビーフカツの不正転売事件で、岐阜県は15日夜、転売先の「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)から、壱番屋の製品以外の冷凍食品が大量に見つかったと発表した。  みのりフーズはいずれも産業廃棄物処理会社「ダイコー」(愛知県稲沢市)から入手したと説明。大半が賞味期限切れで、岐阜県は、これらも横流しされた廃棄品の可能性があるとみている。 :引用終了