大野城市にある男女平等推進センターにて
市民グループ活動支援事業として「今こそ 輝く 地域力」講座が行われました。
グループワークの担当講師としてお伺いしました。
今回は「ケースメソッド」を使い、その討議をグループで行いました。
孤立化してしまう参加者、特にリーダー、
また仲良し集団となってしまい目的意識や使命感が不明になってしまうこと、
言いたいけど言えない提案や主張、
決定事項には反論するけど、反論だけで行動しない人・・・
色々な場面に共感します。
「今、すべきこと」「後でよいこと」を決めよう、
対応型の人生ではなく、戦略的な計画に基づいた活動をしよう、
主張には理由と事例を持っておこう、
みんなの共感と話し合いことが最も大事、
熱意や情熱がなくてはいけない・・・などの意見も次から次へ出てきました。
地域には多くの課題があり、それも複合的な組み合わせになっています。
今回、支援ネットワークに参加する女性たちも、その所属は10以上の
グループから構成されています。
また、それぞれの課題が山積・・・!
課題はわかっているケース。
課題さえ不明確なケース。
課題の整理と解決や行動につなげるために、基礎的なロジックを学習しました。
優先事項とそれ以外、
原因が自分と他者、
時系列の整理、
家庭と地域、
・・・など、広く問題を上げておき、取るべき対策の中から
課題を発見していきます。
事例は自分達におかれている環境にもあてはめて探っていきました。
もしかしたらモヤモヤ感が残る話し合いにもなったかもしれません。
思考のトレーニングだけで、結局誰からも「こうしなさい」という指示や
結論をもらうことは、ケースメソッドのグループワークではないのです。
自分で発見し、どうするか決めていく、
ご参加の皆様、ありがとうございました。
これからのご活躍を期待しております。