先月の研修担当、「若手社員の育成講座」に、新人指導者やリーダークラスの方に集まっていただきました。
若い社員にも言い分があるのです。
「こんな雑用、いつまで続くのか?」「私の成長が見えない」「正当に評価されたい」・・・
しかし、参加者の声は深刻です。
どうしても後輩になめられる、できる社員が辞めていく、評価や給料が気に入らないと言ってくる・・・など、
職場で先輩として指導者として、悩ましい声が聞かれました。
新卒者には、基本マナーの徹底にも時間がかかる現状も多いのですね。
そこで、皆さんから出た意見ですが
・入社初期のルール指導が大切
・「いつまでに」「何を」「どれくらい」できるようになってもらうかの目標設定が大切
・一方的な「やらせる」指導ではなく、「自分で決めてやると言う」約束を取り付ける
・・・などが今後の指導に必要だと声が上がりました。
力をつけて、独り立ちしてもらいたい。
そのためには、時間がかかっても教育指導に時間と人、コストをかけていかねばなりません。
自分自身が、真剣に仕事に向かう場面を見せていくことも必要です。