私自身がマナー講師養成講座を開いています。
そこで、よく言われる言葉「教える自信がない」

●何を教えるのか?
「皆さんがよくできているので、自分が教えるようなことはない」
「自分が逆に教えてもらわないといけない」
「こんなことを言ってよいのかな、と考えてしまう」
「当たり前のことをただ話してもしょうがない」

自分の専門分野、詳しいこと、相手がきづかないことや知らないことを
伝えることが仕事ですので、当然相手が知っていることは教えないですね。
でも、相手は「本当に知っているのでしょうか?
そして、できているのでしょうか?

恐れなくて良いでしょう。
自分の基準を信じましょう。
そして、もしできていないことを観察したら、「できるように」教えてあげましょう。
もちろん、できていることが正直に認めて、褒めてあげましょう。

●また、容貌的なことも。
「綺麗なひとでないといけないのでは・・・」
「素敵な先生に会った、と思われることが大事なのでは?」

まあ、このような質問に「そうですね」と回答していれば
今の講師はみんな、やめなくちゃいけない。
信頼できる外見であれば良いのではないかと思います。
表情や態度に誠実さ、正直さが出ていればそれが最も素晴らしいと思います。
外見が整っている、容姿端麗・・・それは必要条件ではありません。
熱意の方がもっともっと大事です。
見て楽しませるタレント業、話術で泣かせる漫談家ではなく、
本人に気づかせて本人を成長させるリーダーシップを図る業種です。
主役は、講師ではありませんから。

*リーダーシップがとれること
目標に向かって相手をひっぱっていけること。
それには、自分が目標に向かっている姿を見せる。
相手を一緒に向かわせること。
ゴールに行く意義を伝えて、どれだけ楽しく意義のあることなのかを説くこと。
やり方を教えること。わかりやすく方法を伝えること。もちろん、自分ができていること。
それを続けること。途中であきらめたり止めないこと。
講師業はリーダーシップが必要です。