中小企業大学校、人吉校にて深月敬子が研修担当させていただきました。
一口に女性リーダーと言っても幅があります。
取締役をしている経営幹部の方から、20代で後輩を指導し始めた方まで
様々な立場、色々な業種や職種、職場環境の方が集まっています。
女性リーダーの研修というと、いつも本当に幅が広いですね。
すでに課長職とか係長職とか、男性のように明確な職位はついていないけれど、
社内でいろんな業務を束ねている方が多いのです。
敢えて職位を与えていない場合もあるし、職位を嫌がる女性本人の意向もあります。
経営者から「もっと、前で皆を引っ張って欲しい」から研修に行って来い、
と言われて期待されている方が大勢いらっしゃることがわかりました。
この研修は企業からの申し込みがほとんどなので
皆さんは会社の期待を背負ってのご参加なのですね。
どうしても女性は、“リーダー”などという責任を怖がったり嫌がったりするものです。
特に、九州はその傾向はまだまだ強いですね。
実務が出来て、組織の強みや弱みを感じているのなら、
もっと会社のために一歩前に出て欲しいと思います。
できるのであれば、あとは、自信をもつこと。
ぶつかることや交渉を避けない、思いをきちんと伝えて理解し合うことです。
今回は、経営側の立場に立ったゲームなども行いました。
少しずつヒントをお伝えしてトレーニングを行いました。
3日間でみるみる変化していきます。
話し合いが活発に、速く、効率的に行われていきます。
発表も的確、役割分担も的確、ユニークなアイデアに溢れた話し合いができています。
とにかく、女性限定研修のどこが良いかというと、同性同士なので、グループ活動がうまくいくのです。
男性が中にいると、女性は「男性にリーダーを任せて」引っ込む傾向があります。
そして、本音がなかなか出てこないこともあります。
とても打ち解けて、お互いに意見をしっかりと伝え合うことができ
厳しくつらい中に成長がありました。
皆さんが「楽しいわ~」と言っていました。
皆様の職場でのご活躍を期待しています。