昨日の営業セミナーで2つの事業例を挙げて「売れるしくみ」を考えました。
ホームページを作ったら注文が来る、店をオープンしたら売れる・・・なんて思ったら大間違い。
どうやったらお客様が気づいてくれて、どうしたら1つ注文してくれ、どうやったら次の注文をしてくれるのか・・・
それが「売れるしくみ」をつくること。
最初はどうやったら、売れるか〜と売り手側の思考でしたが、徐々にお客様の立場で
考えていけるようになり、そうするとたくさんの意見が出ました。
「お客を商品拠出者として巻き込み、一緒に店づくりに参加してもらう」
・・・ブックオフとかガリバーとか、中古もの、あるいはオークション形式とか、はこれですね。
「どんなに商品に詳しいか、オタクなみの知識を毎日ブログに書き込んで熱心なファンに開業を楽しみにしてもらう」
・・・今のソーシャルメディアはまさにこれです。
「商品代金を月々の安い会費制で支払う形態として、合計すると、結局うちが儲かってしまうような支払い制度にする」
・・・これ、電話会社の通信料のしくみですね。
「お客同士が商品について語り合える場、お茶を飲みながら友達になれるような場も店内に設けておく」
「次に来たらもっと良いことがある…という楽しみなイベントが定期的に開催されること」
「無料バスツアーなどに参加でき、友達作りができる会を主宰する。そこで店や商品に触れてもらう」
「パフォーマンス、歌、ダンス、非日常の空間を見せられること」
「何が解決できるのか、自分の満足が得られるのか、などのメリットが感じられるところなら入ってみたい」
「そこに行くと面白い、とワクワクする感じがある」
「願いがかなうように思える」
「同じ目的の人と交流できる」
「悩みが聞いてもらえる、家族のように接してもらえる」・・・
などなど、時間と共に豊富な意見が次々と出てきました。
「商品」と「会社」を売り込むことに精一杯で、自分の発信だらけになっていません?
お客様の立場で考えていくと、お客様のため有益な仕事ができ、売るためだけと必死ににならず、
そして自分も楽しい、結果として購入に結びつくものです。
改めて考えてみましょう。
そして、どの時点でお金を払ってもらうのか、も再構築してみましょう。