入社時から若手研修の方が、人材育成への比重は多いものです。
その中で最も多いご依頼は、やはりコミュニケーションのテーマです。
「指示」を理解してくれないギャップを埋めて欲しいという“難しい”ことも多いです。
若い社員に、上司の言っていることを聴こうとして欲しいこと、
理解しようと努めること、そのまま実行してくれること、自分から話しかけて欲しい・・・
などということもあります。
組織内では、共有する目的や方針において、メンバーと思いが通じないことや、
違う方向を向いて逆方向に走っていることが大変なロスやストレスとなります。
研修は、齟齬を生じないようポイントを学び、訓練をいたします。
九州内、製造業の企業様の研修にて。
1時間、2時間とどんどん表情が変わっていきます。
指示をする、報告をする、という1往復の態勢だけではなく
相談をして判断を仰ぐ、得た情報をこちらから伝える(知らせる)、
質問されるまで知らん顔をしない、気づいたら動く…などの先読みが大事です。
彼らの素直さ、柔らかさはずっと以前の組織研修とは大きく変わってきました。
文字や絵の情報伝達の方が慣れているのでしょうか、言葉の掛け合いは苦手なようです。
しかしながら、かつてのようなモーレツな働き方ではなく、
互いに助け合おうという気持ち、面白がる余裕、フレキシブルな動きができます。
本日も楽しく務めさせていただきました。感謝!
先輩や上司は、若手にどんどん話しかけて欲しいですね。
名前を呼びかけ、話を聴いてやって、微笑んで相談に乗ってあげて欲しいです。
高い感性で、きっとユニークなアイデアを出してくれることでしょう。