「なぜ、報告がないんだ?!」と社長が怒る。
「なぜ、部長に提出したのに、その後どうなったのかを私達には教えてもらえないんだろう」部下が怒る。
「パートだからなのか、来週のイベントのことを何も知らされていない。どうしたらいいんだろう」パートも怒る。
「ああ、あの報告、まだ催促されないから放っておこう。他の人もまだ何もしていないし、いいんじゃない」
・・・だんだん誰も報告しないし、怒る人もいなくなった。
・・・・etc そして、組織崩壊へ。
企業組織の中には、関係者に知らせておかないといけないことがある。
関与する人全員に、知ってもらわないといけないことがある。
逆に、自分が知らない時、「どうなっていますか?」と尋ねておかないと、後で困ることもある。
さあ、報連相って何だろう。
知っていると思っているけど、報連相の本質って何だろう?
今回は、T社様研修、「コミュニケーションデザイン研究所」の渡邉直子社長に講師をお願いし、
企業内での報連相研修を実施しました。
グループごとに、皆が持っている情報を共有するというワークを1時間行いました。
ものすごく、面白く、そして有意義でした。
報連相が的確にできない理由は、「目的が不明」「思い込み」「受身」「責任逃れ」「好き嫌い」・・・など
皆が持っている認知にあるのです。
リーダーが悪いのではない、自分たちから情報発信しよう、と
全員が強く思った研修会でした。
「わからない」「どうしたらいいですか」というのも情報なのです。
全員がグループ発表し、何をしなければならないかを共有しました。
さあ、皆さんの目の前にある情報、何ですか??